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ハウジング

 

世界の中でも物価が高い都市の一つとして知られるNY…生活費、とくに家賃はかなりのものだと覚悟しておいでください。留学生のほとんどは、ルームメイトと シェア生活を選ぶ事が多いです。費用も地区•滞在期間によって大きく異なります。長期(最低3ヶ月以上)のルームシェアで、$1000−$1400(マン ハッタン)•$600ー$1000(ブルックリン、クイーンズ)くらいが目安です。お金に余裕がある人は、自分でアパートを借りて一人暮らしをする選択肢もありますが、収入のない留学生にアパートを貸してくれる物件オーナーがそれほど多くないのも事実です。(ほとんどのオーナーがクレジットヒストリーチェックをするため。クレジットヒストリーのない留学生は、日本の家族の十分な収入源を証明する書類、銀行残高証明書などを提出し、さらにデポジットを半 年分の家賃を支払うなどすることで承認してくれるオーナーもいるため、交渉してみるといいかもしれません。)十分な初期費用があれば、自分で3〜5ベッド ルームのアパートを借りてリースオーナーになり、ルームメートの家賃を自分で設定して自分の家賃を浮かせることもやりくり次第では可能です。こうやって貯金をしているニューヨーカーも大勢居ます。

 

地下鉄 MTA

 

NYの地下鉄は24時間運行。週末など時々(いや、かなりの頻度で?)運行スケジュールが変更されることがあったり、時間に遅れる事はしょっちゅうあります。 マンハッタンにいるときは、本当に極端な話ですが、アップタウン行きかダウンタウン行きかを間違えないようにさせすれば、少々乗り間違えたり下り損ねたり しても、徒歩でなんとか目的地にたどり着けるくらいです。あと、地下鉄の汚さと臭さは、そのうち慣れます!

MTA のウェブサイトに地下鉄路線地図が載っているのでご参照の事。また同じようにiPhoneやスマートフォンにもダウンロードできるアプリがあるので、必ず ダウンロードしておきましょう!(一人で地図を広げて不安げにしていると観光客に間違われて、つけ狙われたりすることもあるので、NY生活一日目からしっ かりと気を引き締めましょう。)

 

http://web.mta.info/maps/submap.html

 

銀行口座開設

 

ニューヨークにはいくつかメジャーな銀行があります。例えば、チェイスバンク、バンク・オブ・アメリカ、シティバンク、TDバンクなどです。とくにチェイスとシ ティーバンクは、 ニューヨークに来たばかりの留学生さんたちが加入することが多いように思いま。なぜなら、日本人スタッフが対応してくれる窓口があるからです。英語に自信のない人はこれらの銀行をお勧めします。

 

銀行口座開設のために必要なものとしては、パスポートと留学先の学校から発行された在籍証明書で十分です。在籍証明書は英語で、verification letterといいます。学校に日本人スタッフがいるなら簡単ですが、いない場合、"Could you please issue a verification letter for me? I need to bring it to a bank to open a bank account. Thank you." と言えばすぐ発行してくれるはずです。ちなみに、私の個人的な意見としてはチェイスバンクがお勧めです。街中の至る所にATMがあるので急に現金が必要に なったときも便利ですよ。

 

クレジットカード

 

「卵が先か、鶏が先か」という理論と同じく、「クレジットカードが先か、クレジットヒストリーが先か」という問題は、アメリカに住む外国人であれば誰もが経験することでしょう。アメリカ社会では、借金をしてそれをちゃんと返済しているという記録(クレジットヒスト リー)を築き上げて初めて「信用できる者」と見なされ、晴れてクレジットカードを持つ事が許されます。クレジットヒストリーの良し悪しは、住宅ローンやアパート賃貸の可能性に大きく影響してきます。(日本のクレジットカードはこのクレジットヒストリーを築くのには役に立ちません。)しかし困った事に、クレ ジットカードを持つ為には、クレジットヒストリーを持っている事が必要条件なのです。クレジットカードを持っていないのですからクレジットヒストリーを築 く事ができないわけで、クレジットヒストリーがなければクレジットカードを申請できないということは、つまりこの理論でいくとアメリカに来たばかりの外国 人はクレジットカードを持つ事ができないというですよね?いえ、そうではないんです。これにはトリックがあります。まず、「セキュアーカード」と呼ばれる特殊なクレジットカード(例えば、$500までしか借りられない等と限度額に制限がある)を銀行で作り、その限度額以内で借金をして、毎月確実に返済して 行くという行為を半年〜1年コツコツ続けて行きます。そうすることで、クレジットヒストリーを少しずつ築き上げる事ができます。ある程度ヒストリーが築けた段階で、普通のクレジットカードを申請すればよいのです。普通のクレジットカードが手に入ったら、あとは同じように「借金→期日までに返済」を繰り返して行けば良いクレジットヒストリーを築き上げることができます。

 

病院

 

日本の医療事情とは大きく異なるアメリカ…オバマ医療改革のおかげで全国民が健康保険加入を義務づけられるようになり ました。保険無しで医者にかかると、アメリカではとんでもない額を請求されますので、留学生の方•短期滞在の方々には日本の海外旅行者保険の加入を絶対にお勧めします。日本の保険がきく病院はNYにはたくさんありますし、歯科•妊娠以外は全てカバーされます。

 

恥ずかしい話ですが、NY生活1年目私は海外旅行者保険が切れたまま、膀胱炎で救急に行って、ものすごい額の治療費を請求されたことがあります。確か、日本円にして14万円(!)留学生の皆さん、もしこのようなことが起きても慌ててそのままの額を支払わないこと!私は、もちろん当時は14万円も払える余裕がありませんでした。病院にその旨を伝えた所、ファイナンシャルサポート申請を勧められ、指示通りに申請を行った結果(低収入あるいは無収入であることを給料明細•在学証明書•銀行残高証明書、家賃•光熱費などのレシートと共に、支払えない理由を書面で証明する)、最終的に支払った治療費は、たったの7百円(!)14万円と7百円は大きな違いですよね?

もちろんこのような面倒を避けるには、常に有効な海外旅行者保険を持ち、その保険がきく病院を選んで診療してもらうということが大切です。

 

身分証明書

 

アメリカでは常に身分証明書を持参する事が義務づけられています。タバコやアルコールを購入する際に、年齢より若く 見られがちな日本人は身分証明書の提示を求められる事が多いですし、バーやクラブだけでなくオフィスビルに入るだけでも身分証明書が必要なことは日常茶飯事です。でも、外に出るたびにパスポートを持ち歩くのは不便ですよね。ニューヨーク州ドライバーズライセンスもしくはIDカードは、留学生でも持てますので早めの申請をお勧めします。

 

http://dmv.ny.gov/id-card/bget-non-driver-id-card-ndid

 

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